雁木(がんぎ)の町屋と春日山城址

高田には日本一の長さを誇る雁木が続いた街並みがあります。雁木は雪の多い地方特有の街並みで、雪除けのために家の軒から庇(ひさし)を長く出して下を通路とするものです。また町家の造りも特徴があり江戸時代からの建物も保存されています。明治末には陸軍第三師団の誘致を行い人口も増え遊興施設などができ、当時の芝居小屋が現在まで残った世界館(現在日本一古い映画館)や師団長官舎も残り明治の遺産も見られます。春日山城は戦国時代の名将上杉謙信の居城として有名ですが、天下泰平となった1607年(慶長12年)新たに福島城(直江津港近く)を築城し移り、お役を終えています。

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