春の京都散策Ⅳ(嵐山、天龍寺、仁和寺、龍安寺)

今回は嵐山の天龍寺と少し離れた洛北の仁和寺、龍安寺をめぐります。嵐山は京都の西部にある代表的な観光地で、桂川に架かる渡月橋や竹林の道が有名です。天龍寺は後醍醐天皇の菩提を弔うため暦応2(1339)年に創建された歴史ある古刹で、嵐電(京福電鉄嵐山線)嵐山駅からも近く、曹源池(そうげんち)庭園は日本で最初の史跡・特別名勝に指定されています。八回もの火災に見舞われたため伽藍は案外新しいのにはびっくり。仁和寺の御室桜は桜の時期には大勢の人でにぎわうようでが、遅咲きの様で今回は残念ながらあまり咲いていませんでした。龍安寺は言わずと知れた枯山水の石庭が海外でも有名で、外国人の人気も高い、細川勝元が宝徳2(1450)年に創建した禅寺で境内も広いです。今回訪れた寺院は平成6(1994)年に世界遺産に登録されています。

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