中国 鉄法SL祭り

中国遼寧省(りょうねいしょう)鉄法(現在は調兵山市)の遼寧鉄煤集団の経営する鉄法鉄道(私鉄)が毎年1月にSL祭りを開催している。五日間ほど色々な路線に乗り入れ今年で13回目らしいので13年ぶりの訪問です。現在は蒸気機関車は3両稼働ですべて上遊(じょうゆう)型となっていて、客扱いはなく貨物の運行のみで、DLがけん引している。支線のいくつかは廃線になっているところもあるようです。13年前はまだ客車もSLが引いていて、貨物本数も多く機関車もアメリカ製のKD6や建設、躍進などが働いていました。13年前の初回の催しは日本からいろいろなカマ好きなグループが集まり大宴会になったような気がします。今回は約3日間の撮影旅程、先ずはソウル(インチョン)経由で瀋陽へ、瀋陽の蒸気機関車館で満鉄時代のパシナを見学し、調兵山へ向かう。途中でフォトラン中の機関車を何とか写せた。中国国内の撮影者が多く撮影マナーは滅茶苦茶で撮影に苦労しました。食事は朝は早いのでパンでしたが、昼、夜とも違うものを美味しく頂きました。もう少し撮影しとけばよかった。帰りの飛行機でカゼを引いたのか鼻水とセキが出るようなまま帰国。家に着くと中国武漢で新型ウイルスの報道が流れていて、家族から大顰蹙を買い、すぐに病院に行き事なきを得ました。良かった。

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中国 蒸気機関車撮影旅行

新年早々に中国に蒸気機関車を写しに行きました。
まだ現役の蒸気機関車が働いているとのことで、昨年の暮れに行くことになりました。
場所は中国の西方、新疆ウイグル自治区の哈蜜(ハミ)から2時間ほどの三道嶺炭鉱専用線で、7両の建設(動輪4つのD51のような機関車)が働いているとの情報。
早朝。成田を出て成都に向かいそこから哈蜜へ行く予定で、成田を定刻に出発、天気も良く関東平野がばっちり座席も余裕があり快適、少しすると富士山が見えてきました。今年も良い年になりそうです。日本の屋根を越えると雲が広がり視界が悪くなってきた。
約6時間、どんよりした曇り空の成都に到着、空港はかなりの広さで、さすがは中国です。
空港で荷物を受け取ってから入国審査を受け、国内便で哈蜜へ向かうはずですが、荷物がっ全く出てきません。
乗り継ぎ時間2時間あったのに、乗り継ぐ時間がない!さらにターミナルが国内線と違い
バスで移動しないといけません。『やばい』すでに搭乗手続きは終了。同一航空会社の運航でもCAは待っていないのか!なんてこった。
乗り継ぎ便に乗れないなんて、航空会社に交渉したが今日はここに泊まれと言われた。
こちらも時間がないので明日昼までに哈蜜に着きたい。色々思案した結果最終便で北京に向かい、朝一番の便で哈蜜に向かう事に。
なんとか最終便の北京行きに搭乗できた。座席は満席でもう少しでこちらも乗れないことになったようだ。一安心 やっと北京空港へ、改めて北京でリコンファームしてから、ホテルに行くと食事もできない時間なので、、一夜を空港で明かすことにした。
朝4時頃公安に起こされてパスポートの検閲を受けた。
同じように一夜を明かす人の多いこと、朝早い便に乗るには前日に空港に来ているようです。5時になると、もう空港のカウンターは客でいっぱいになっていた。10年ぶりの中国、客が並ぶようになったことと、ごみが落ちていないこと、車が多いこと、空港が混雑していることにびっくり、昔とだいぶ変わりました。定時に出発し日の出を仰ぎつつ飛行、ゴビ砂漠の上空を進み遠く天山山脈が迫ってくると哈蜜に到着。
空港から車で2時間ほどで三道嶺に到着、ホテルには寄らずに撮影地にGO。
着くとすぐ動輪を空転しながら蒸気を上げる建設がやって来た。久しぶりの現役蒸気に感激です。
中国の炭鉱はほとんどが露天掘りで十数年前まではあちこちの炭鉱で蒸気機関車が働いていたものです。現役の煙は素晴らしい。
今回の撮影では石炭の積込状況で時間は変動するようですが1日8本ほど写せました。
ここは2020年の9月に廃止されるといっていました。
今回は同行の氏が中国100回目の強者だったので何とかなりましたが、一人で行ったらいかがなりましたことか。無事帰国し、楽しい珍道中でした。有難うございました。

 

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レトロみなかみ号

JR東日本でも新年明けてから上越線の水上まで旧型客車を引いてC61が走りました。C61はボイラーがD51、C57の走り装置を合わせた機関車で、現役時代最後は奥羽線で活躍していた釜です。渋川までは全くなかった雪が沼田あたりから少しづつ増え、水上では20Cmぐらい積もっていたでしょうか。谷川岳もくっきり見えとても良い天気でした。

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新年のSL初詣号

毎年新年の1日から3日まで秩父鉄道では蒸気機関車C58の初詣号が運転されます。今年は穏やかな三が日でした。機関車は高崎線の熊谷から三峰口までを往復します。日章旗を取り付けた列車が快走します。三峰神社では1日に特別な白いお守りがもらえると、朝から神社までの道路は大渋滞するそうです。

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磐越西線Ⅱ (D51、485系iあいづ)

福島デスティネーションキャンペーンの一環として色々な列車が設定され、D51やC61蒸気機関車、懐かしい特急国鉄色の485系やディーゼル機関車牽引の列車も走っています。今回は郡山-会津若松間のD51『福が満開ふくしま号』、国鉄色485系と会津若松-新潟間の『青い12系客車号』を紹介します。D51は通常は高崎にいて毎週末水上(上越線)、横川(信越線)などで活躍しています。485系電車は国鉄時代に交流区間と直流区間をそのまま走行できるように開発された車両でボンネットの『ひたち』や『雷鳥』が有名です。最近まで『北越』や『いなほ』で活躍していましたが、新潟車はもうすぐ廃車の予定です。電化区間の蒸気機関車はあまり好きではありませんが、磐越西線は景色が抜群です。車窓から磐梯山が右、左に見え乗車しても楽しい路線です。昔は県道7号線を走ると翁島と磐梯町の間で3回も踏切に出合いイラっとしたものです。(現在は道路が下をくぐっています。)磐梯熱海と猪苗代では桜の時期が1週間ほど違いほんのわずかの距離ですが標高の違いを感じます。

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磐越西線Ⅰ (C61ばんえつ物語)

磐越西線は郡山と新潟を結ぶJR路線で、郡山-会津(喜多方)間は電化され、会津若松-新津(新潟)間は非電化で、そこにSLの曳く『ばんえつ物語』が走っている。通常はC57がけん引しているが、機関車検査のため5月一杯C61が代わりにけん引を行った。C61-20は群馬県の華蔵寺公園(伊勢崎市)に保存されているものを復元復帰させた我が国初のハドソン機(軸配置2-C-2)C61はボイラーがD51、足回りがC57に従輪を一つ加えた機関車で、C61が磐越西線を走るのは初めて。ハドソンはアメリカ式の通称で、C57はパシフィック(2-C-1)、C58はプレーリー(1-C-1)、D51はミカド(1-D-1)と呼ばれる。試運転初日は休日という事もあり大勢の機関車ファンでにぎわった。C61も非電化区間であまり走らないので、今回のばんえつ物語は貴重です。

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北海道SLニセコ号

函館本線を走るSLニセコが今年で最後と聞いて、何十年ぶりに行ってみました。すでにC62の引く『急行ニセコ』ではなくC11(小型のタンク機関車)に変わってしまっていますが、蒸気機関車の運行がなくなるのは惜しい。また大阪から日本海を縦貫して札幌まで走るトワイライトエクスプレスも3月までとのことで、DD51が2台でけん引する勇壮もカメラに収めてきました。函館本線は函館と札幌を結ぶ幹線ですが、長万部から小樽までは全くのローカル線で一日に何本かのディーゼル列車が走っているだけです。特急列車は全て長万部から室蘭本線に分かれ札幌まで向かう。ニセコ号は小樽から蘭越間をC11が正向きで運転され、後部にはDE15が連結されます。帰りはC11がバック運転となるので私はいまいち。

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新しく蒸気機関車(C58239)が本線復帰

昭和48年に廃車と同時に盛岡運動公園で展示されていたC58239を東北地区の活性化のため東北地区で運転のため整備中であったが昨年末に完成。大宮工場内試運転を経て今年、上越線、信越線で試運転がおこなわれた。C58はすでに秩父鉄道でお馴染みの機関車で、東北地区に多く配置されていた。JR東日本には蒸気機関車がD51、C61、C57そしてC58が追加となった。

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秩父パレオエクスプレス

蒸気機関車の(スモーク)デフレクター(除煙板)が門鉄デフに替わるとのことで、パレオエクスプレスの撮影に出かけた。門鉄デフとは国鉄時代、門司鉄道管理局小倉工場で下半分を切り取ったデフを機関車に取り付け、門鉄デフと呼ばれるようになった。デフレクターは機関車の両サイドに取り付けられている為、形状により機関車の趣が変る。6月中はJNRマーク付きのG2タイプ(今年5月に新製)、7月の中旬まではK9タイプに変更された。パレオエクスプレスはC58363蒸気機関車の牽引で熊谷から三峰口まで運行されている。

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磐越西線・2013初夏

緑鮮やかな磐越西線、菜の花、八重桜に出会えました。磐越西線は郡山から新潟を結ぶ路線です。郡山-会津若松間は電化されていますが、会津若松-新潟間は電化されていません。そこをC57の引く蒸気機関車『磐越物語』号が走っています。

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