磐越西線Ⅰ (C61ばんえつ物語)

磐越西線は郡山と新潟を結ぶJR路線で、郡山-会津(喜多方)間は電化され、会津若松-新津(新潟)間は非電化で、そこにSLの曳く『ばんえつ物語』が走っている。通常はC57がけん引しているが、機関車検査のため5月一杯C61が代わりにけん引を行った。C61-20は群馬県の華蔵寺公園(伊勢崎市)に保存されているものを復元復帰させた我が国初のハドソン機(軸配置2-C-2)C61はボイラーがD51、足回りがC57に従輪を一つ加えた機関車で、C61が磐越西線を走るのは初めて。ハドソンはアメリカ式の通称で、C57はパシフィック(2-C-1)、C58はプレーリー(1-C-1)、D51はミカド(1-D-1)と呼ばれる。試運転初日は休日という事もあり大勢の機関車ファンでにぎわった。C61も非電化区間であまり走らないので、今回のばんえつ物語は貴重です。

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